Add-On(アドオン)レンズとは、すでに白内障の手術を受けた方が何かしらの理由で、
再度追加の矯正を行う為に専用に設計された眼内レンズのことです。
以前受けた白内障手術で残った近視、遠視、乱視が矯正可能です。
また単焦点眼内レンズで残った老眼に対し、多焦点アドオンレンズにて老眼治療が可能です。
このように、以前受けられた白内障手術後に眼鏡をかけることを余儀なくされていた方が、裸眼視力の改善を求めることが目的となります。
当院ではドイツの1stQ社およびイタリヤのSoleko社製アドオンレンズを使用しており、
いずれも EU加盟国の基準を満たす製品に付与される CEマークを取得しております。
アドオンレンズは保険適応外のため、全額自己負担となります。
- 手術方法
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- 白内障手術同様手術前に瞳孔を広げます。
- 点眼による局所麻酔後角膜を2.5mm 切開し、
専用の器具(インジェクター)を使い、
アドオンレンズを清潔なまま挿入します。 - アドオンレンズを虹彩と既存の眼内レンズの間に挿入します。
手術は10分程で終了し、
眼帯はせず保護用メガネをかけるだけでお帰り頂けます。
- メリットとデメリット
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メリット
- 白内障術後の近視、遠視、乱視および老眼すべてを治すことが可能です。
- 角膜を削るレーシックよりも見え方は良好です。
- レーシックと違い、万が一アドオンが合わなかった場合、取り除き手術前の状態に戻すことが可能です。
デメリット
- 健康保険適応外のため全額自費診療となります。
- 眼内レンズの度数を100%の精度で計算することは難しいので、近視、遠視、乱視がわずかに残り眼鏡が必要となることがあります。
- 通常の白内障同様希ではありますが感染症など合併症を起こすことがあります。多焦点アドオンでは通常の多焦点眼内レンズ同様、グレア・ハローおよびコントラスト感度の低下を起こします。
- スケジュール
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適応検査1回目
- 目の精密検査および採血含む全身検査
適応検査2回目
- 残りの精密検査および手術前最終説明
予約
- 海外にレンズを発注しますのでキャンセル料分の前金を頂きます。
レンズオーダー
- レンズが届くまで約1ヶ月程かかります。
手術
- 通常片目ずつの手術となります。
- 定期診察
- 手術翌日
1週間後
1ヶ月後
術後3ヶ月経過するまでは1ヶ月毎
術後6ヶ月
術後1年
1年毎
- 費用
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適応検査合計 3,000円 手術後の定期検診 1,200円 単焦点 片眼 230,000円 単焦点+乱視矯正 片眼 280,000円 多焦点 片眼 310,000円 多焦点+乱視矯正 片眼 330,000円